CEO田牧語録③ ~2019年ロボット協働元年~


PC画面上の現金出納帳に、日付、摘要、収入金額、支出金額、残高の1か月分が入力されていく。
1か月分が15秒である。特徴的なリズムのロボット入力画面を見る感想は、“きもちいい”、としか表現できない。

手書きしている現金出納帳を会計ソフトに仕訳入力することは、多くの中小企業で行われているが、手書き資料とRPA※1の組合せは、劇的に業務効率化となる。
自治体のRPA導入第一号のつくば市の報告書では、市民窓口課の異動届受理通知業務がRPA導入で、83%の業務時間短縮となったとしている。
今後、ヒトが手書き資料を見ながら、システムに入力する作業は、ロボットに置き換わっていくであろう。

一方で、RPAを活用している企業はまだまだ少なく、経営者にとって実際にRPAを見る機会は少ないため、身近に感じられないかも知れない。
しかし、NECグループでは、200体を超えるロボットが稼働し、横浜銀行では、預金調査業務など約40業務にRPAを導入されている。
RPAの導入は、大手企業や一部の自治体ですでに始まっている。RPAはデジタルレイバー※2ともいわれ、事務業務の採用とロボット導入は同義である。

生産性向上、人手不足の解決策は、ヒトがタイピングソフトを北斗の拳のごとく入力することではなく、ロボットの気持ちよい入力である。

RPA導入は、今年本格化し、2019年は、ヒトとロボットの協働元年になるであろう。

※1 RPA:Robotic Process Automationの略で、ロボットによりパソコンを使用した事務作業の自動化、効率化をする取り組み

※2 デジタルレイバー:仮想知的労働者を意味する。業務変化に強く、人間よりパフォーマンスが高く、無制限に増やすことが可能
繰返し処理等を24時間365日、ミスなく処理する事が出来る労働力



2019/01