CEO田牧語録⑪ ~すべてを過去にするTechnology  Microsoft Power~


 2021 年3 月2 日、Microsoft Power Automate Desktop(以下、PAD)が、Windows10 に標準搭載されることが発表された。
Windows10 のユーザーは、Microsoft のRPA 機能を無料で利用できるという衝撃的発表である。
その翌3 月3 日、WEB セミナーとして、Microsoft 関係者による非公式イベントPAD 勉強会の開催リリースがあった。
弊社㈱ASAHI Accounting Robot 研究所※¹ のスタッフ2 名も、イベントのスピーカーとして登壇した。
本イベントは、SNS で拡散され、驚くべきは、WEB セミナーの申込が発表初日で1,000 名を超えたことである。
最終的には参加者が2,000 名を超えるメガイベントとなった。
しかし、参加者は主にエンジニア、RPA 市場関係者や日ごろからRPA を使っている方である。


 これは何を意味するのか。PAD のWindows10への標準搭載は、これを使う、あるいは使いたいエンジニアには衝撃的ニュースである。
しかし、一方で経営者は、この衝撃的ニュースを知らない。
 Microsoft は、昨年5 月、世界的に評価の高かったRPAツールWinAutomation をM&A により手に入れた。
その後このライセンスを月額40 ドルという衝撃プライスで展開し、これまでのRPA 業界にはない価格であり、業界
を驚かせた。
そして今回、最早、他社が追随できないWindows10 に標準搭載という無償化に踏み切った。
これまでRPA というP C 上の自動化サービスは、特別なTechnology の提供として、導入に数百万円、数千万円の投資が必要であった。
あるいは意味のないと思われる画像認識系RPA ツールでさえ、月数万円というライセンス料がかかるほどだ。
これらを利用している、今後も継続して使おうとしている中小企業にとって、これまでの自動化の取組を無にしてしまうほどのものである。


 Microsoft Power Platform ※² は アプリ開発のPowerApps、自動化のPower Automate、
見える化のPowerBI 、チャットボット構築のPower Virtual Agents で構成されるサービスである。
そして、そのすべてのサービス名に“Power“ がついている。利用者にPower を与えるということだ。
そしてまだこれらのサービスを利用していない中小企業が大多数である。
日本の中小企業にまだMicrosoft のPower は届いていない。
 Technology の進化は、従前のものを過去のものにする。Microsoft Power Platform が、置き去りにする側とされる側を分けるであろう。

2021/04

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※1 中小企業向けRPA 導入支援、DX 化支援を行っている。 
  Microsoft partner 企業であり、Microsoft365、Power Automate販売代理店。AI-OCR サービスAISpect も提供。
※2 データの収集から解析・予測までローコーディングで実現させるビジネスを加速するTechnology のPlatform。