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Power AutomateでChatworkのカスタムコネクタを作ってみた




こんにちは、ロボ研エンジニアの1-PAYこと森谷です。

前回のブログ(https://asahi-robo.jp/2021/02/26/custom-connector/)にて、
Power Automateのカスタムコネクタについてご紹介させて頂きました。


カスタムコネクタは、Power Automateで実装されていないコネクタを自分で作ることができ、共有することが可能となります。
使用頻度の高いWebサービスのコネクタを作成しておけば、効率よく自動化のフローを作ることが出来るので、かなり便利な機能ですね。


Power Automateには現状、弊社で使用しているチャットツール、Chatworkのコネクタが実装されておりません。
そのため、今回はChatworkのカスタムコネクタを作成してみました。
作成事例としてご紹介させて頂きますので、是非カスタムコネクタの参考として頂ければ幸いです。



作成したコネクタ


今回作成したコネクタは以下の3種類。
・自分のコンタクト一覧取得
・自分のチャット一覧取得
・メッセージ送信

コネクタを作成する際は、ChatworkのAPIドキュメントを参考にしました。
https://developer.chatwork.com/ja/index.html





実際に使ってみる


コンタクト一覧取得を実際に使ってみました。

Content-TypeとAcceptは仕様で決まっているので、APIトークンさえ発行すれば、すぐに使用することが出来ます。


このカスタムコネクタだけで、アカウントIDやルームID、アカウント名等を一括で取得することが可能です。


次に取得した自分のルームIDに対して、メッセージ送信のカスタムコネクタでメッセージを送ってみました。
送信したい相手のルームIDとAPIトークンを入力し、bodyに送信内容を記入して送信。

すると…


ちゃんと届きました!








コンテンツやチャットルームの取得を行い、条件分岐とメッセージ送信を組み合わせれば、
送信したい相手にのみChatworkのメッセージを送る、といった使い方も可能ですね!



まとめ



いかがでしたでしょうか
皆さんも是非、カスタムコネクタでより便利にPower Automateで業務効率化を図ってみて頂ければと思います。
これからも、興味を持って頂けるような使い方を発信していきたいと思います。

弊社ではPower Automateに関するサポートを行っております。
ご不明点等御座いましたら、是非お気軽にお問い合わせ下さい。





株式会社 ASAHI Accounting Robot 研究所

ロボットはロボットの得意な業務をヒトはヒトにしかできない業務を。 」


ロボ研では、Microsoftパートナーとして、Power Automate (WinAutomation)を利用したフローの開発支援や、
Power Automate、Power Platformを活用した自動化・効率化支援、Power Automateを含むPower Automate Desktop(RPA)の勉強会の開催を行っております。


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