Robo研(※1)新人エンジニアのSHOです。
まだまだ勉強中の身ではありますが、よろしくお願いいたします。
(※1:株式会社ASAHI Accounting Robot 研究所)
このブログを通じて、
あさひ会計内で働いているロボットをご紹介させていただきます。
WinAutomation(RPAツール)を用いた事例を紹介することで、
WinAutomationの可能性とみなさまの業務自動化や業務効率化のきっかけと手助けになればと思います。
第2回目にご紹介させていただくのは、
「路線価ロボ」
です。
そもそも路線価とは・・・・
路線価は、市街地的形態を形成する地域の路線に面する宅地の、1m²当たりの評価額のこと。課税価格を計算する基準となるものであり、相続税や贈与税の基となる相続税路線価と、固定資産税や都市計画税・不動産取得税・登録免許税の基となる固定資産税路線価がある。単に「路線価」と言った場合、相続税路線価を指すことが多い。
(恥ずかしながらSHOは路線価という言葉を知りませんでした。。。勉強勉強。。。)
路線価を調べる方法としては、
・国税庁のホームページの「路線価図・評価倍率表」→国税庁 路線価図・評価倍率表
から調べることができます。
あさひ会計では
上記の他に
・ゼンリン(ブルーマップ)
・GoogleMap
・全国地価マップ
・登記情報提供サービス
を用いて相続チームが業務を行っています。
上記をすべて人が行うのでは非常に時間がかかるため、誕生したのが
「路線価ロボ」
です。
所在地が記載されたExcelファイルをもとにロボットが処理を行い、
各サイトから情報を取得し、Excelファイルにまとめてくれます。
ロボの作業内容は
①インプットを所在地(住所)が記載されたExcelファイルとし作業を開始する
②ゼンリンのホームページにアクセスし、PDF(ブルーマップ)をダウンロード。
ダウンロードしたファイルのパスをExcelに記載する。
③GoogleMapにアクセスし、所在地のURLを取得、Excelに記載する。
④国税庁 財産評価基準書 路線価図・評価倍率表にアクセスしPDFのURLを取得、Excelに記載する。
⑤全国地価マップから所在地のURLを取得、Excelに記載する。
⑥登記情報提供サービスのマイページへ登録する。(対象地番の登記情報の検索結果)
となります。
ロボットが情報収集の作業を行うことで、人は人にしかできない作業に集中することができます。(判断する。考える。等々)
また、あさひ会計では上記に加え、
山形市の場合は土砂災害警戒区域
仙台市の場合は都市計画道路
の情報を取得しています。
RPAを使うことで、間違い防止にもつなげることもできます。
また、RPAでのロボットの為、用途に合わせてカスタマイズ可能です。
「ロボットはロボットの得意な業務をヒトはヒトにしかできない業務を。 」
Robo研では、WinAutomationを利用したシナリオ(ロボット)の開発支援や、自動化・効率化対象業務選定の支援、開発担当者育成支援も行っております。
まずはあまり難しく考えず、「これロボットでできる?」とお気軽にご質問ください。
Robo研社員により、親切・丁寧にご回答させていただきます。
お客様の業務効率化・生産性向上に向け、最大限のご支援をさせていただきます。
貴重な時間を割き、お読み下さいましてありがとうございました。