みなさまこんにちは。
株式会社ASAHI Accounting Robot 研究所 の SHOです。
先日、Power Automate for desktopの2022年3月のアップデートがリリースされました。
Power Automate for desktop – March 2022 update
https://flow.microsoft.com/en-us/blog/power-automate-for-desktop-march-2022-update/
アップデート(インストーラー版 バージョン:2.18.146.22083)内容は以下の通りです。
・Microsoft EdgeブラウザのInternet Explorerモードへの対応
・Power Automate の Java ファイルをインストールする際の Java バージョンアップの扱いについて
・大規模なデータセットを扱う際のウェブデータ抽出の機能強化
・「ウェブページのリンクをクリックする」アクションで物理的なマウス操作に対応
・昇格した権限で実行されているアプリを操作しようとすると、ユーザーに通知されます。
詳細は次の通りです!
【Microsoft EdgeブラウザのInternet Explorerモードへの対応】
Edge のIE モードでCSSセレクターのUI 要素に対応しました!
以前まではIEモードではアプリ側のUI 要素を使用しての操作しかできませんでした。
今回のアップデートで通常のEdgeやChromeと同じ、CSSセレクターを利用した操作ができるようになりました。
また登録済みのUI 要素の分類もわかりやすくなっています!
【Power Automate の Java ファイルをインストールする際の Java バージョンアップの扱いについて】
ユーザーのマシンにインストールされているJavaのアップデートを自動的に処理できるようにになりました。
【大規模なデータセットを扱う際のウェブデータ抽出の機能強化】
「Web ページからデータを抽出する」アクションの機能が強化されました。
大容量のデータに対応し、タイムアウトの設定やデータの保存モードを選択できるようになりました。
また、テーブルなどの非表示になっている行を取得するかしないかを選択できるようになりました!
【「ウェブページのリンクをクリックする」アクションで物理的なマウス操作に対応】
「Web ページのリンクをクリックします」アクションに「物理クリックを送信」の設定が追加されました。
以前のバージョンでは下の画像のように黄色になるだけで反応がない?ということも操作するページによってはありました。
クリックするためにいろいろ工夫が必要でしたが、本アップデートによりより確実にWebページのボタンをクリックできるようになりました。
【昇格した権限で実行されているアプリを操作しようとすると、ユーザーに通知されます。】
権限レベルの違うアプリのUI 要素を取得しようとすると、認識せずに取得できない場合がありました。
今回のアップデートにより、権限レベルでUI 要素が取得できない場合は以下のメッセージが表示されるようになりました。
アップデートの詳細はユーザー会(弊社Basicサポート以上をご契約の方限定)でお話しようと思います!お楽しみに!
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